OneShotの原作「RPGツクール版」・後編

マップやキャラクターの雰囲気は全くそのままで、マグパイや羊飼いの顔グラフィックがないとか巨大ロボットがものすごく小さいとか、そういった小さい違いしかありません。

アルーラを助けるために必要な地面の色を変えるヒントの図表も、ちゃんとデスクトップに表示されます。RPGツクールでそんなことができるとは・・・。
ただし、Steam版と違ってその図表のBMPファイルがデスクトップに作成されて残ったままになります。手動で削除しましょう。

カラムスとアルーラの家に案内されて、そこで光る羽をもらう・・・というイベントは全くなく、カラムスが最初にいた場所にアルーラを連れて行ったらそこでいきなり羽をもらいます。
遺跡の中の家のマップも、ボートが出現したあの水路もありません。

それと一番面白かったのが、ニコが眠るベッドがある部屋。
唯一セーブらしきことができるあのベッドですが、Steam版だとちゃんと部屋がありそこから中に入ってベッドで眠るという手順を踏みました。

しかしRPGツクール版ではマップ上に無造作にベッドが置いてあります。峡谷の苔の上にベッドがドン。
ちょっと先の話だけどエレベータの入口の金網の上にもベッドがドドン。安眠できそうもありません。

ヒツジを移動させて羊毛をもらい、それをインクと交換してもらってカラムスたちからもらった羽を組み合わせてペンを作って避難所へ、という手順は同じでした。

次の避難所が全然違いました。
まず、エレベータ前にいたランプのお兄さんがいない。エレベータの入口のドアすらありません。

なので、エレベータのボタンを直すために缶を切ってマグネットをくっつけてテープで貼って・・・という手順はなく、アパートのエリアもありません。
左右に長い廊下の上下に部屋があるあのマップが全くなく、左のアパートが会った場所に行くともういきなりジョージがいます。

ジョージの姿は変わっておらず、サイコロの目に応じた性格になるという小ネタも変わっていないようです。
なんとエレベータで「地表」に行くという手順自体がなく、ルエがいた裏通りやたくさんの人が並んでいた行商人通り、博士がいた図書館すらありません。

ジョージに「日記」を見せるとSteam版だと眠たくなったニコでしたが、RPGツクール版だとそこで空腹を訴えます。
そしてカフェは健在なのでそこに行ってパンケーキをお兄さんからご馳走になって、エレベータの横に無造作に置いてあるベッドで眠ってからジョージのところにいって解読結果を聞く。

さらにジョージからサイコロをもらって部屋から出ようとすると超展開です。

存在との会話の後、外に出たらあの紫色のビル街の背景が歪んでおり、BGMもSteam版では聴いたことのないアレンジになります。
そこから十字路のループエリアに入り、Steam版だとクローバーを重ね合わせて正しい道を進んだあの場所っぽくなります。

そして、ニコのポケットに入っている「コイン(Steam版でいう「琥珀」)」、「羽」、「サイコロ」を使って正しい道を進みます。
背景が「避難所」のときは「サイコロ」を持ち、正しい道に近づくとそれが光ります。
「峡谷」なら「羽」、「不毛の地」では「コイン」が光る方向へ進んでいくことになります。

すると真っ暗の部屋にたどり着き、エレベータの扉があるのでそれに乗ると塔の頂上へ。
「世界を救う」か「家に戻る」かを選んで、エンディンが流れてそれでおしまいです。

いくらゲームをつけてももう二度と最初から始めることはできず、まさに「OneShot」です。
マイドキュメントにファイルが増えていることもなく、日記の「___.exe」ファイルも無いので、本当にこれでおしまいです。