OneShotの原作「RPGツクール版」・前編

RPGツクール2003で作成されたフリーゲームだった頃の「OneShot」をプレイしてみました。

原作は英語のみで、言語の設定は特にありません。
ゲームを始めたときのニコが目覚める絵は同じだけどBGMが違いました。

最初の部屋のレイアウトはまあまあ同じ。床にリモコンが落ちていて、窓から差し込む光でパスワードを確認してパソコンを調べて・・・という流れも同じ感じです。

しかし、パソコンを調べて話しかけられるシーンのパソコンのデスクトップに、Steam版とは全く違うアイコンがズラリでした。

Audacityや「魔女の家」のアイコンも・・・。
Steam版に作り直されるに当たって、そこは変更されたようです。

リモコンを調べて得るパスワードもSteam版だと色と数字をヒントに組み替えなければいけませんでしたが、RPGツクール版だとそのまんまの並びで入力できました。

部屋から出てテレビや暖炉を調べてようやく目覚めた部屋の左の部屋に戻って木の枝を入手できるようになります。
アイテムを組み合わせるにはアイテム欄から二つのアイテムを選ぶのではなく、アイテムを選んで装備した状態でまたアイテム欄を開いてアイテムを選ぶ必要があります。

太陽が落ちている部屋はSteam版だとかなり部屋の奥にありましたが、RPGツクール版だと階段を降りてすぐの場所に落ちていました。

歩く速度を変更するステータスはなく、常に歩きの状態で最初はこんな速度でクリアまで耐えられるだろうかとちょっと心配になりましたが、ニコが目覚めた家から外に出ると「ブーツ」が落ちており、それを装備することによって歩くスピードがUPしました。

RPGツクールらしく、ちゃんと「装備」の概念があり、足にはブーツ、顔にはガスマスク、手には防護用のあの手袋、というようにちゃんと装備画面に切り替えて装備しないといけません。

注射器で吸い取るぷにぷにしたヤツの位置や地面から直接噴出しているガス、手袋やスポンジが落ちている位置も全然違いました。
鉄パイプをバールのようなものにするプレス機がある建物もなく、その機械は無造作に外に置いてありました。工場という建物自体がありません。

居住区の建物も中に入れるものはなく、ただただ不毛の地です。

ニコが眠って目覚めたときに見えるニコの夢の絵は全く同じですが、Steam版の方が画質がいいです。
それと「見晴らし台」というマップはなく、カメラを拾うのも全く違う場所です。あの洞窟はSteam版で真のエンディングを見るために作られた場所だったようです。

ガスマスクはSteam版だと充電済みバッテリーを作ってそれを前哨基地の建物の奥に収めて不毛の地に電気を通し、パソコンが起動しているのでそこからパスワードがある位置を聞く・・・というものでした。
しかしRPGツクール版だとガスマスクが入った金庫を調べるといきなりパスワードの場所を教えてくれます。話が早い。

そして序盤で一番苦労したのは、充電済みバッテリーを使う場所がないということでした。

先ほども言ったように、充電済みバッテリーは前哨基地の建物の奥で使うのですが、RPGツクール版だとそんな場所がありません。
その使用方法とは、ボートをこいでくれるロボットに直接装着するというものでした。な、なるほど・・・。

しかしこれは先にSteam版をやったから戸惑っただけであり、漕ぎボットを動かしたいのならば充電済みバッテリーを彼に使おう、という風に考えるのが自然なのでしょう。

ところで、プレイヤーの名前を入力する画面ではアルファベットの大文字と小文字のほかに大量の記号が使用可能です。
「!」や「?」はもちろん、格闘ゲームのコマンドを現すのによく使う斜め方向を含む矢印、太陽や月などの天気を表しそうな記号、顔マーク、水星や金星などを現すマーク、星座を表すマークなどなど。

・・・な、なぜ?星座マークなんてどう使うの??
しかしある意味「天体」に関するマークといえばそうです。このゲームの真のエンディングに到達するために重要な単語「Solstice(太陽の「至」)」に、関係しているような気はします。
いや、だからと言って、名前には使わないだろう・・・。



とりあえず、RPGツクール版OneShotの「不毛の地」までのお話でした。「峡谷」に続きます。